サファリ24ボルト車の社外品カーオーディオ等の取付について |
サファリは平成6年に全ての車種が12ボルト仕様になるまでディーゼル車は24ボルトでした。 |
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私は昭和59年式のサファリから乗っていて当時から電装品などを取り付けるため24ボルト車で苦労した経験があります。当時のサファリはカーラジオなどは純正でバッテリーの片方(マイナス端子がボディーアースしてある方)のプラス端子の12ボルト出力から取っていました。しかしカーラジオだけでしたらさほど問題ないかもしれませんが、ハイパワーな無線機、カーオーディオなどを取り付けるとバッテリーの片方だけ満タンに充電されないとか、片方だけ過充電される、片方だけ寿命が落ちるとか問題があります。 |
まず純正のDC-DCコンバーターの説明からします。付いているところは車内の助手席の足元の左側内張の中です。 |
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?コネクタの配線位置です。 |
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社外の電装品でもトータルで10アンペアを越えなければ純正のDC-DCコンバーターのまま使えます。接続はカーオーディオのコネクタから取った方が楽です。 |
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社外品のDC-DCコンバーター |
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ここで説明するDC-DCコンバーターはカー用品店などで売られているもので、許容量3アンペア、5アンペア、10アンペア、12アンペア、15アンペア程度のものです。20アンペア、30アンペアも有りますがここでは一般的ではないので省略します。 |
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私の付けているマルハマ製15AのDC-DCコンバーター |
助手席シート下に設置しています。 |
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社外カーオーディオなどでアクセサリー回路の許容量よりエンジンキーを切っても常に12ボルトを接続させる回路の許容量の方が大きいオーディオ、カーナビなどがあります。(カロッツェリア、アルパインなどこのタイプは最近特に多い)これはエンジンキーを抜いてもCDチャンジャーのパックを出せたり、カーナビではキーを抜いた後も終了準備のためすぐに電源を切れないためでこれはパソコンと同じですね。最近はこのような電装品が多いので上記のような通常の接続では12ボルトバックアップ用出力は許容量が少ないため接続できません。 |
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この場合最も重要なのはDC-DCコンバーターの無負荷電流という数値が説明書、又は外箱に書いてあります。その数値が少なければ少ないほど良いDC-DCコンバーターを選びます。 |
無線機用などのDC-DCコンバーターで大きいタイプ(30A、40Aなど)は製品によって無負荷電流が大きい物がありますので特に注意が必要です。このタイプはイルミネーション回路やバックアップ用回路などがない機種が多いです。(一部バックアップ用回路が付いている物もあり)通常のアクセサリー回路で使う場合は問題ありません。なおイルミネーション回路やバックアップ用回路がない機種でも付けることができます。 |
単機能のDC-DCコンバーターで12Vアクセサリー回路を増設する場合は下記のようにリレーを増設することで対応します。 但しリレーの接点容量がその消費電流より大きい物を使いましょう。 |
大きめのDC-DCコンバーターを付ける場合ですが当然バッテリーから直に24Vを取りますがバッテリーに近いところで必ずヒューズを間に入れて下さい。車内に配線を持ってきてヒューズを入れた場合はバッテリーとそのヒューズの間でショートなどを起こした時は最悪火災にもなりかねないので特にその点に気おつけて下さい。 |
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